シルククオリティと呼ばないで

シルクと東サラで一口馬主をしています。

シルクの馬名センスについて。由来が間違ってるのもけっこう多い件


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先日の毎日杯で出資馬のインディチャンプは惜しくも3着になってしまいましたが、シルクの僚馬ブラストワンピースが強い勝ち方をしました。

 

皐月賞はパスしてダービーに直行するようで、出資してないから悔しいとか、興味ないとかは思わないし、普通にがんばってほしいんだけど、馬名が決まったときからいわれたけど、正直、ブラストワンピースっていう馬名が微妙ですよね・・・。

シルクの馬名センスについて

 ブラストワンピースの名前の由来

シルクのホームページを見ると、名前の由来は「突風➕母名の一部」となっています。

意味としては、「風(突風)に舞い上がるワンピース」って感じでしょうか。

 

母がツルマルワンピースで、とくに問題はないんですけど、違和感があるのがブラストワンピースが牡馬だということです。

そう、牝馬だったら別に母名からの連想で「風(突風)に舞い上がるワンピース」でもいいんだけど、やっぱ牡馬にワンピースって付けるのは違和感がある。

もしかしたら、こっちが気づいていない深い意味でもあるのかもしらんけど。

 

たとえば、マンガの『ワンピース』から来てるねんってこともあるかもだけど、普通ワンピースと聞いたら女性が着る服をイメージするし、少なくともツルマルワンピースはマンガからじゃないし、その母名からとってるんだったらやっぱ女性の衣服のワンピースでしょ。

それを牡馬に付けるのがよくわかんないです。

 

インディチャンプも由来が違っているような気が・・・

僕の出資馬でいうと、インディチャンプも微妙なんですよね・・・。

同様にシルクのホームページで名前の由来を見てみると、「インディカーの年間王者に輝いた、母親と同名のレーサーにちなんで」となってます。

 

つまり、レーシングドライバーのウィル・パワーって人からの連想で付けられているわけですが、母親のウィルパワーって、あきからにレーサーの名前からは取ってません。

 

普通に考えたら、心理学用語のウィルワパー=意志力「目標を達成するための集中力を生み出す力のこと」から取られてると思うのが自然でしょう。

だって、ブラストワンピースでもあるまいし、普通は牝馬に男性のレーシングドライバーの名前なんて付けません。

 

英語が得意じゃない僕でもwillに「意志」って意味があることくらいは知ってるし、なんとなく「ウィルパワーって意志の力のことなんかな」くらいのことは思うし、なによりウィルパワーでググれば1ページ目に心理学用語の説明がいくつも出てきます。

 

馬名を応募した人がレーサーと同名だからって理由でインディチャンプとしたのはいいとして、選考しているシルクの人は、ウィルパワーの意味を調べなかったんでしょうか。

すっごいわかりにくい隠れた意味が馬名に込められてて、ほとんどの人がそれに気づいてないとかだとわかるけど、さっきも書いたように、「ウィルパワー」でググれば速攻ででそれが心理学用語であることがわかります。

 

いや、もしかしたら母馬はレーサーから取ったかも知れんよって言う人もいるかもしらんけど、マジで牝馬に男性の名前付けるような人、普通はおらんから。

(だから、繰り返しになるけど、牡馬にワンピースと付けられてるのも違和感がある)

 

キリがないのでほどほどにしときますが、2016年産で出資したモシーン16はパロネラに決まりました。

「人名より」とあるので、母親のモシーンの故郷であるオーストラリアにあるパロネラパークを造ったパロネラから取ったと思われますが、これも男性なんですよね・・・。

 

まあ、いいんですけど、スピルバーグという馬がいればほとんどの人がスティーブン・スピルバーグをイメージするから牝馬だと違和感があるし、スティーブ・マックイーンから取られているメジロマックイーんが牝馬だとおかしいし、同様にサッカー選手から取られてるプラティニ牝馬だとおかしいというのと同じレベルで、パロネラが牝馬に付いてるのはちょっと微妙な気がします。

ツボネからグローリーヴェイズとかも・・・

2015年産でもう一頭上げとくと、ディープインパクト✖️メジロツボネの仔、グローリーヴェイズもつっこみどころ満載です。

 

グローリーヴェイズ=栄光の壺ってなんやんってことですが、まさかのツボネの「ツボ」からとって「ヴェイズ」かよって、多くの人がつっこんだと思います。

 

メジロツボネは局ヶ岳(三重県)が由来らしいです。

まあ、そんなこと知らなくても「ツボネ」は普通に考えたら「局」でしょう。

それを「壺」を読み替えるのも謎ですが、「栄光の壺」ってのもよくわかりません。

 

netkeiba掲示板によると、モーニング・グローリー・ヴェイズって言葉があって、アサガオの花のように上に向かって広がっている形をした花瓶のことをいうそうですが、仮にそうだったとしても微妙な感じだけど、そもそも「グローリーヴェイズ」と「モーニング・グローリー・ヴェイズ」は別もんだし、意味も違いますからね。

(オアシスのモーニンググローリーは関係ないみたい)

 

「石の上にも三年」ってあって、「石の上」とか「上にも三年」みたく、3語からなる言葉の2つをくっつけて使っても、もともとの意味とは大きく違ってくるのと同じです。

 

まあ、それは置いとくとして、「母名からの連想」ってあるけど、ツボネから「壺」はさすがに無茶苦茶だし、この名前を採用した社員の人は、「壺じゃなくて局だから、これ解釈間違ってるよ」ってならなかったのでしょうか。

ショウナンハトバ16の馬名に応募したかったけど

追加募集されたパイロ✖️ショウナンハトバの仔に出資したんですけど、追加募集馬の名前をどのタイミングで送っていいのかわからんかったんで何もしなかったんですけど、もし送れるんだったら、オモイデハトバで応募したかった。

まあ、採用されへんと思うけど。

 

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オモイデハトバはもちろん、山本精一の「想い出波止場」からですが、母名に「ハトバ」が入ってることなんて滅多にないから、これはチャンスだと思ったんですけど、応募すらできなかった。

関係ないけど、ルインズと合体したルインズ波止場も好きです。去年、京都のメトロで久しぶりにライブ観れると思ってたんですけど、直前に三条河原町の道路に顔からダイブして(単純にこけた)流血騒ぎにになり、まじで血まみれになってライブにはいけませんでした。

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ちなみに、パイロテクニクスに決まりました。

意味は加工術だそうです。

さいごに

シロインジャーとか、ロッテンマイヤーとかは言われ尽くした感があるので、今回は触れませんでした。

まあ、なんだかんだ書きましたが、応募した人に罪はなく、インディチャンプはもちろん、それらの名前が付けられた馬たちは応援してるんけど、名前を決定する社員の人には、もう少し気合を入れて馬名を選定してほしい。

 

名前の響きはセンスで済ませることができるけど、由来を曲解するとかは、ちょっと調べたら回避できるので。

ほんとに、なんとかお願いしたいものです。 

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