シルククオリティと呼ばないで

シルクと東サラで一口馬主をしています。

ダノンマジェスティがきさらぎ賞を負けてくれてよかった理由とは。


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先週行われたクラシックの登竜門のひとつ、きさらぎ賞

断然の一番人気は、全兄に昨年の皐月賞アルアインを持つディープインパクト産駒のダノンマジェスティ。

 

勝てば新たなクラシック候補の誕生で、それは一競馬ファンとしてうれしいことなんだけど、ちょっと負けてほしいな、なんだったら惨敗してほしいなと思ってたりしました。

 

それは僕がアンチ・ダノンだからとかそういうことではなくて、厩舎の問題が絡んでまして・・・。

ダノンマジェスティが負けてくれてよかった理由とは

ダノンマジェスティが所属しているのは栗東の音無厩舎。

「厩舎の問題が絡んで」るってなんやねんというと、僕の出資馬のインディチャンプも音無厩舎なんです。

 

で、このインディチャンプがデビュー前からびっくりするような好時計を連発し、否が応でも期待が高まったわけですが、その期待通り年末にデビューすると新馬勝ちし、続く条件戦も連勝。

特に2戦目は思いっきり出遅れたのに、4コーナーから回転の早いピッチ走法で一気にまくると、最後は抑える余裕のある圧勝で、ますます期待が高まったのでした。

 

【2018年きさらぎ賞

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短距離馬だとコメントする音無先生

デビュー前から音無先生はインディチャンプが短い距離がいいと発言し、その言葉通りデビュー戦も1400mでした。

 

ただ、初戦の手応えからもう少し伸ばしてもいけるかもということで2戦目はマイル戦になったけど、これも圧勝。

 

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これを見て、個人的には短距離にこだわらず、クラシック狙っていきましょうよ!と思いました(まあ、デビュー前から思ってたわけですが)。

 

しかし、毎年リーディング争いをしている天下の音無先生です。

しかも、シルクドリーマーをデビューから頑なに短距離で使い続けた過去もあり(転厩後、長距離路線で活躍)、僕は同馬の出資者じゃないけど、一部の人からは最悪と思われている方でもあります。

(ディスってるわけじゃないですよ。念為)

 

頑なに短距離にこだわられたら嫌だなと思っていましたが、音無先生も2戦目のパフォーマンスを見て、距離の融通が利きそうと、次走を1800mの毎日杯に定めてくれました。

毎日杯の次のレース

正直、毎日杯と聞いてうれしかったですが、本音をいうと共同通信杯スプリングSくらいに使ってほしかった。

(前走後、しがらきに放牧に出されましたが、レース後も元気いっぱいとのことで、出ようと思えば全然共同通信杯も出られた感じだったので、よけいにそう思います)

 

音無先生はあくまで春の目標をNHKマイルカップにしているようで、毎日杯→マイルカップが規定路線でしょう。

 

ただ、毎日杯のレースっぷり次第では、たとえば勝ったりするようなことがあれば、断然皐月賞にいってほしい。

もう、これは誰がなんといおうと行ってほしい。

 

クラシックは一生に一度でという手垢のついた言葉があるけど、一口やっててクラシック戦線に愛馬が関わってくれることほどうれしいことはなく、その権利があるのにみすみすスルーするとかはやっぱ考えられないわけです。

 

でも、これまでの音無先生の発言をみていると、仮に毎日杯を圧勝してもNHKマイルカップにいきそうで(毎日杯はマイルカップの主流ローテでもありますしね)、なんとかならんかなあと思ったりしてたんですけど、その裏には確実にダノンマジェスティの存在があると思われます。

クラシックはダノン。短距離はインディチャンプで

つまり、見出しのとおりですが、王道のクラシック戦線はダノンマジェスティに期待し、皐月賞、ダービーのあいだにあるマイルカップはインディチャンプで狙いに行くというのが音無先生の思惑だと思われるわけです。

 

使い分けはわからんでもないけど、インディチャンプの出資者としてはやっぱクラシックいってほしいです。

まあ、G1に限らず、重賞勝ってくれるだけでもうれしいし、もっというと新馬戦でもなんでも勝ってくれるだけで大喜びな感じですが、そうはいってもG1は、もっというとクラシックはやっぱ格別で、出走できる権利があるならぜひ出走してほしい。

 

毎日杯皐月賞だと中2週なのでそこそこの強行軍ですが、昨年のアルアインはそのローテションで勝ってますし、少なくとも毎日杯を勝つようなことがあったら、ぜひチャレンジしてほしいです。

ダノンマジェスティが大敗したことで流れが変わる?

で、今回のダノンマジェスティの大敗です。

まあ、他馬がこけたのを手放しで喜ぶのどうかと思うんですけど、インディチャンプのクラシック挑戦という観点からはちょっとうれしい感じで、つまりダノンマジェスティのクラシック出走が遠のいた=インディチャンプにお鉢が回ってくるって感じで、音無先生の考え方も少し変わってきてくれるのではないでしょうか。

 

僕の希望的観測ですけど。

さいごに

なんにしても、今の時期にクラシックを意識できる馬を持ててるのがうれしい感じで、次走も楽しみにしてます!